VXLAN機能を強化、クラウド・ネットワークに最適

2014年10月22日 米国発プレスリリース抄訳です。 カリフォルニア州サンタクララ発─アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、リーフ・スイッチ製品のラインナップを拡充したことを発表しました。光モジュールを内蔵した高密度のリーフ・スイッチでVXLANをサポートし、優れたパフォーマンスを発揮します。また、Arista EOS®(Extensible Operating System)のVXLAN対応を強化いたしました。ネットワーク基盤でマルチキャストのサポートが不要となり、シンプルな展開が可能です。コントロール・プレーンの拡大により大規模なクラウド・ネットワークに対応できます。アリスタは、こうしたラインナップの拡充を通して、クラウド・ネットワーキング業界に今後もさらなる変革をもたらしていきます。

The 7050Xシリーズの新たなラインナップは、10GbEインターフェイスの光モジュールに内蔵と着脱式の選択肢があり、スケーラブルな2階層ネットワークを設計するときの柔軟性が大きく高まります。7050Xシリーズは、ワイヤスピードのVXLANに対応し、低レイテンシーと高度な機能が特長です。7050SXシリーズの10GbE SFP+と、7050TXシリーズの10GBASE-Tは、1RUで最大96個のポートを使用でき、7種類の構成でさまざまな規模のネットワークを実現できます。7050TX-128は、10GbEポート96個と40GbEポート8個を組み合わせることができ、クラウド規模のサーバー・ラックに最適です。また、アリスタは7010シリーズも投入しました。消費電力と設置面積を抑えた設計で、1GbEサーバーや管理システムに適しています。

クラウド規模のネットワーク向けにEOSを強化

アリスタは、VXLANの実装を刷新し、基盤のネットワークでマルチキャストを不要にしました。ブロードキャスト/マルチキャスト/Unknownユニキャスト・トラフィックの送信でHead End Replicationを使用するという手法です。これにより、基盤のネットワークの複雑さが解消され、VXLANネットワークの展開と運用がしやすくなります。アリスタのVXLANの実装は完全にオープンで、標準に基づいていることから、多種多様なデータセンター・スイッチと相互運用が可能です。

Arista Networksの製品管理担当ディレクターを務めるMartin Hullは次のように述べています。「今回強化したArista 7000シリーズからもわかるように、各製品が共通のEOSを基盤としていることは、多種多様なプラットフォームで一貫した機能を実現するという面で大きなメリットがあります。これにより当社は、10GbEと40GbEの多彩な選択肢をスピーディーに提供でき、クラウド・コンピューティングやビッグデータなど、大きな負荷がかかるワークロードに合わせて最適化した数多くの構成を実現できます。7050Xシリーズで提供するラインナップは、さまざまな組み合わせと選択肢に対応でき、ネットワーク設計のほとんどの要件に適合します」

EOS 4.14は、EOSアーキテクチャの強みを生かして、大規模なクラウド環境向けに規模とコンバージェンスを強化したアップデートです。主な特長は次のとおりです。

  1. 128wayのECMPで大規模なリーフ/スパイン・クラスタの構築が可能
  2. 新しいマルチキャストのコントロール・プレーン・アーキテクチャにより、10万個のマルチキャスト・ルートまで規模を拡大し、IPルートとVRFの規模を強化
  3. VMware NSXおよびOpenStackとの可用性に優れた統合により、ネットワーク仮想化(VXLAN)環境でのサービス停止の中断を最小限に抑え、迅速な復旧を実現

提供開始時期

新たに発表した製品はすべて出荷を開始しています。Arista EOS 4.14はすべてのアリスタスイッチ向けに提供を開始しています。

アリスタネットワークスについて

アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとコンピューティング環境に特化したSDCN(Software Driven Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。さまざまな受賞歴を誇るアリスタの先進の10/40/100GbEスイッチは、従来の概念を覆すスケーラビリティ、堅牢性、価格性能比を備え、全世界で2700社を超えるユーザに採用され、300万ポートを超えるクラウド・ネットワーキング用のポートを出荷しています。アリスタのプラットフォームの中核となるのは、先進のネットワーク・オペレーティング・システムであるEOSです。アリスタネットワークスの製品は、販売パートナー、システム・インテグレータ、リセラーを通じて、世界各地でご利用いただけます。

ARISTA、EOS、Splineは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。

詳細情報やリソースについては、https://www.arista.com/jp をご覧ください。

このプレスリリースには「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、10GbEおよび40GbEベースのさらなる製品の迅速な投入に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、当社の限定的な稼働履歴と新製品の開発経験および発売経験、製品、サポート、またはサービスの品質に関する問題、急速に進展する技術革新、顧客要件と業界標準、および当社がSECに提出した書類(www.sec.govに掲載)で述べられているその他のリスクが含まれます。アリスタネットワークスは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。

Press Contact:
Amanda Jaramillo
Arista Networks, Inc.
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Tel: (408) 547-5798

Investor Relations:
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Arista Networks, Inc.
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