PoEリーフと Wi-Fi を備え、パートナーが支援する新しいコグニティブ・エッジ

2019年6月6日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、企業がIoT(Internet of Things)対応キャンパスに円滑に移行するように設計された、有線と無線を統合したキャンパス・エッジ製品でコグニティブキャンパスのラインナップを拡充したことを発表いたしました。アリスタのコグニティブ・クラウド・ネットワーキング手法は、EOS®とCloudVision®を拡張して運用に一貫性をもたらし、エンタープライズ・キャンパスに最新のクラウド規範を適用します。

この手法と重要なパートナーシップを組み合わせて、シンプルなアーキテクチャ、データ・ドリブン型の分析、セグメント・ベースのセキュリティで顧客の運用コストを削減することができます。このような有線および無線エッジが加わったことで、データセンター、クラウド、キャンパスにまたがるアリスタのコグニティブ・エンタープライズ・ネットワーキングのラインナップがすべて揃いました。

「アリスタのソフトウェア・ファースト・アプローチは、データセンターからキャンパスまで、すべてのスイッチのネットワーク設計を簡略化するものです。単一のEOSと共通のCloudVision管理プレーンがもたらすメリットは、運用の一貫性です。つまり、ネットワーク運用チームにとって時間の節約になります」Roper St. Francis Healthcare、ISインフラストラクチャ担当ディレクター、Jonathan Skelley氏

簡略化とクラウド規範に対応したアリスタのコグニティブキャンパス

依然として、今日のキャンパス・ネットワークの問題は、多数のプラットフォーム、OS、既存のベンダーの独自機能およびネットワーク管理ツールによって複雑化しすぎていることです。エンドポイントの爆発的な増加と相まって、これらの課題は、クラウド・ネットワーキングに移行する以前の従来型データセンターの課題と類似したところがあります。簡略化、オープン規格、ソフトウェア・ドリブン型の制御といったクラウド・ネットワーキングの規範は、今日のキャンパス・ネットワークにも当てはまります。

「データセンター展開でアリスタを選んだことは大成功でした。今度はアリスタのキャンパス・スイッチング製品を広範なエンタープライズ・ネットワークに展開できるので楽しみです」Taboola、IT担当副社長、Ariel Pisetzky氏

アリスタのコグニティブキャンパスは、ユーザーと事業者のエクスペリエンス向上に主眼を置いたリアルタイムのデータ・ドリブン型分析を基盤として、有線および無線のキャンパス・アクセスを統合するソフトウェア・ドリブン型アプローチです。コグニティブキャンパスでは、世界最大のデータセンター向けに開発された、アリスタのユニバーサル・クラウド・ネットワーク(UCN)アーキテクチャを活用しています。2018年、アリスタは7300X3と7050X3をCampus Spline™として、後にはコントローラレスのコグニティブ Wi-Fi 製品ファミリとして発表しました。また、アリスタのCloudVisionとコグニティブ管理プレーンを拡張して、キャンパス固有の有線および無線のユースケースに対応するようにしました。

コグニティブキャンパス・エッジの導入

アリスタの720XPシリーズは、アリスタ初のキャンパスに特化したリーフ製品で、アリスタのコグニティブキャンパスのラインナップに有線エッジ・コンポーネントが加わるという重要な意味を持ちます。720XPを使用すると、ユーザー、モバイル・デバイス、IoTプラットフォームにまたがってエンドポイントの動作をより総合的に理解できるので、安全性と可視性の向上というメリットが得られます。

720XPシリーズには4つのボックス型構成モデルがあり、新しいマルチギガビットのアクセス・ポート速度(2.5GBASE-Tおよび5GBASE-T)の機能を提供して、より高速なアクセス・デバイスへの移行や、IP電話、アクセス・ポイント、IoTデバイスに電力を供給する最大60ワットのPower over Ethernet(PoE)や、アリスタのCampus Splineプラットフォームに接続するアップリンク・ポートの25G/40G/100Gからの選択を可能にします。

アリスタのすべてのスイッチング製品と同様に、720XPシリーズは同じArista EOSおよびCloudVisionソフトウェアを利用して、キャンパス・エッジで一貫性あるシンプルな運用モデルを実現します。それによって、キャンパス・ネットワーク事業者はこれらの製品から次のような新しいメリットを得られます。

  • エンドポイントのインベントリと、接続しているすべてのデバイスの詳細なフロー分析を実行し、セキュリティ面の脅威がどのように出現するかを事前に明らかにできるデバイス・アナライザー。
  • ネットワーク全体の自動化によって変更管理を簡略化したり、メンテナンス・ウィンドウの期間を短縮したり、ネットワークのコンプライアンスを素早く評価するワークフローなど、クラウドに似た運用。
  • 標準的なRADIUSソリューションと、VXLANおよびEVPNに関して標準規格に基づくグループ単位のセグメンテーション手法を用いるネットワーク・アクセス制御の統合。
  • 従来型のコントローラ・ベースのオプションの代わりに、統合されたVXLANトンネルの終端を利用する無線の移動とローミング。
  • CloudVisionのダッシュボードからPoEの使用を管理する拡張デバイス・サポート。
  • エンドツーエンドのトラブルシューティング - ネットワーク全体にわたるCloudVisionのデータベースを利用し、他に類を見ない可視性でキャンパス、データセンター、クラウドのネットワークにまたがって時系列を一元的に把握。

720XPシリーズは次世代キャンパス・エッジの要件に対応できるように設計されており、これまでのキャンパス・モニタリング手法に匹敵するリアルタイム・フロー分析を行うコグニティブ機能を備えています。

コグニティブ Wi-Fi との一体化

これらの新しいキャンパス・リーフ・スイッチは、アリスタ初のWi-Fi 6アクセス・ポイントを含む、アリスタのコグニティブ Wi-Fi のラインナップと直接一体化します。新しいC-250アクセス・ポイントは、8x8 MU-MIMOやアップリンクOFDMAとMU-MIMOの組み合わせなど、802.11ax規格を完全にサポートします。アリスタの他のエンタープライズ・アクセス・ポイントと同様に、2x2デュアル・バンドの第3の無線も搭載しています。より大きな帯域幅を必要とする動画や、同時ユーザーの増加といったWi-Fi 6の対象ユースケースでは、第3の無線が不可欠になります。第3の無線は、他のさまざまなデータ・ソースと共に、テレメトリ-・データを途切れることなくアリスタのコグニティブ Wi-Fi アーキテクチャにストリーミングします。このアーキテクチャは、クラウドのパワーを利用して、機械学習とコグニティブ・インテリジェンスを適用します。

CloudVision Wi-Fiは、ネットワーク・サービスの稼働状況やユーザーの接続能力など、 Wi-Fi クライアント・ジャーニーに関する洞察をリアルタイムで提供し、分析と予防的修復を通じて Wi-Fi エクスペリエンスを向上させます。アリスタは、CloudVision Wi-Fiによって最新かつ技術的に高度なコントローラレスの Wi-Fi ソリューションを顧客に提供しています。

キャンパス・エコシステムの拡張

アリスタのエンタープライズ・フォーカスには、チャネル・パートナー、マネージド・サービス・パートナー、テクノロジー・パートナーからなるエコシステムなど、パートナーシップの範囲拡大も含まれます。

アリスタのチャネル・パートナー・プログラムはエンタープライズ市場開拓に重点を置き、パートナーのレベルを階層化して、それぞれに見合った目標、トレーニング、リソースを提供します。アリスタがネットワーク・テクノロジーの展開および運用のためにマネージド・サービス・プロバイダーと提携しているのは、企業顧客が運用をアウトソーシングするモデルを検討するようになっているからです。当初のマネージド・サービス・パートナーには、Comcast、NTT、Tech Mahindraが含まれています。

Microsoft Azureクラウド・プラットフォームを利用し、Forescoutなどの企業とのテクノロジー・パートナーシップを介して、アリスタは最適なパートナーを組み合わせた既存テクノロジー・パートナー・エコシステムを拡張します。アリスタのテクノロジー・パートナーシップは、キャンパスにクラウドの可視性をもたらしたり、Forescoutプラットフォームによる新しい720XPシリーズ・スイッチの認定を通じて、デバイス・ポスチャおよびコンプライアンスを向上させています。パートナー各社からのコメントはこちらをご覧ください。

提供開始時期

720XPプラットフォーム、C-250 Wi-Fi 6アクセス・ポイント、関連するコグニティブEOSおよびCloudVision機能は現在試用中で、一般発売は2019年第3四半期の予定です。

アリスタネットワークスについて

アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとキャンパスの環境に特化したソフトウェア・ドリブン型のコグニティブ・クラウド・ネットワーキングのパイオニア企業です。さまざまな受賞歴を誇るアリスタのプラットフォームは、従来の概念を覆す可用性、即応性、自動化、分析、セキュリティを備えています。CloudVisionと、先進のネットワークOSであるEOSを基盤とするクラウド・ネットワーキング用のスイッチは、全世界で2,000万ポート以上が導入されています。プライベート/パブリック/ハイブリッド・クラウド・ソリューション間でオープン規格を推進するアリスタの製品は、パートナーを通じて、世界各地でサポートされています。

ARISTA、EOS、CloudVision、Flexroute、AlgoMatchは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com. をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、性能、コスト削減、ユーザー・エクスペリエンス、セキュリティに関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、当社の限定的な稼働履歴と新製品の開発経験および発売経験、製品、サポート、またはサービスの品質に関する問題、急速に進展する技術革新、顧客要件と業界標準、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。

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