Arista 7500Rシリーズによるユニバーサル・スパインおよびクラウド・ネットワーク

大規模な仮想化ネットワークおよびクラウド・ネットワーク向けに設計されたモジュール型スイッチArista 7500Rシリーズは、業界最高水準の性能を誇るユニバーサル・スパイン・スイッチです。 このスイッチでは、100GbEの密度にインターネット規模のテーブル・サイズと包括的なL2/L3機能を組み合わせています。 高度なEOS機能によりネットワーク・モニタリング、高精度タイミング、VXLANネットワーク仮想化を実現し、さらにこの機能に豊富なハードウェア・リソースを組み合わせて、システムとラインカードを多彩に選択できるようにしたので、投資を持続的に保護することができます。

ご案内ビデオ: アリスタネットワークスのユニバーサル・スパイン

7500Rシリーズは、MLAG、ECMP、VXLANのテクノロジにより、極めてスケーラブルなクラウド・ネットワークを実現できます。

Arista 7500RシリーズのFlexRouteTMエンジンとEOS NetDBには、インターネット規模のIPルーティングにも最小限の消費電力と迅速な収束で対応できるスケーラビリティがあり、何百万ものルートまでスケーリングできます。

Arista 7500Rシリーズのユニバーサル・スパインの概要

高性能ユニバーサル・スパイン

  • ノンブロッキングで115Tbpsのスイッチング容量
  • 高密度10/25/40/50/100Gイーサネット
  • 432個のワイヤスピード100GbEポート
  • 1ラインカードあたり最大24GBのウルトラ・ディープ・バッファ
  • 3.5マイクロ秒のトップクラスのレイテンシー
  • 1ラインカードあたり9.6Tbpsのファブリック容量
  • 1ポートあたり13,824の仮想出力キュー(VOQ)でHOL(head of line)ブロッキングを回避
  • 200GbEおよび400GbEを使用可能

Arista EOS

  • 単一のバイナリ・イメージ
  • きめ細かい完全なモジュール型のネットワークOS
  • インターネット・ピア用のスケーラブルなコントロール・プレーン
  • 拡張可能なプラットフォーム - bash、Python、C++、GO、OpenConfig
  • 耐障害性を備えた自己回復ソフトウェア
  • リッチ・ストリーミング・テレメトリ・ソリューション

スケーラブルなクラウド設計

  • 包括的なL2/L3機能セット
  • インターネット規模のIPv4およびIPv6転送テーブル
  • 最大51Bppsのワイヤスピード転送
  • CloudVisionによるプロビジョニングと自動化
  • VXLANによる次世代DC
  • LANZによるマイクロバースト検出

Arista 7500Rシリーズ技術仕様

Arista 7500Rシリーズのモジュール型スイッチは、150Tbpsのシステム・スループットで業界最高水準の性能を実現しており、最大規模のデータセンターのニーズにも対応できます。7500Rシリーズは、複数のシステムから選択可能。4、8、12または16個のラインカード・モジュール、2個のスーパーバイザ・モジュール、および6個のファブリック・モジュールが提供されます。連続的な運用に向けて設計されているので、システム全体にわたるハードウェア・コンポーネントとソフトウェア・コンポーネントのモニタリング、シンプルな保守およびプロビジョニングを備えて単一の障害点を防止するなど、ハードウェア・アーキテクチャでは、あらゆるコンポーネントのホットスワップが可能な高可用性をサポートしています。

ご案内ビデオ:Arista 7500Rシリーズのユニバーサル・スパインの仕様

システムの比較:

Arista 7500Rシリーズは、コンパクトなシステム設計で、16、12、8、4スロットから選択でき、1Gから100Gまで幅広いワイヤスピードを実現できます。1ポートあたりの電力が100GbEポートで25Wという低さになるよう電力効率を考慮して設計されているので、総所有コストを低減できます。さらに前面吸気/背面排気の冷却と組み合わせて、データセンター環境を最適化し、極めて信頼性の高い、高密度で電力効率の高いモジュール型スイッチを実現しています。

システム・パフォーマンス
 

7516R

7516R 仕様

 

7512R

7512R 仕様

 

7508R

7508の仕様

 

7504R

7504の仕様

 

説明 最高容量、最小電力で最速のイーサネット・スイッチング・システムを実現。 最高密度、最小電力で最速のイーサネット・スイッチング・システムを実現。 高密度、低電力でノンブロッキングのイーサネット・スイッチング・システムを実現。 7ラック・ユニットの筐体はほとんどの中規模展開に最適なフォームファクター。
スイッチング容量 150Tbps 115Tbps 75Tbps 38Tbps
ラインカード容量 9.6 Tbps 9.6 Tbps 9.6 Tbps 9.6 Tbps
10GbEインターフェイス 2,304 1,728 1,152 576
25GbEインターフェイス 2,304 1,728 1,152 576
40GbEインターフェイス 576 432 288 144
50GbEインターフェイス 1,152 864 576 288
100GbEインターフェイス 576 432 288 144
転送レート 69 Bpps 51 Bpps 34.5 Bpps 17.3 Bpps
合計バッファ 384GB 288GB 192GB 96GB
ラック・ユニット 29 18 13 7
エアフロー 前面吸気/背面排気 前面吸気/背面排気 前面吸気/背面排気 前面吸気/背面排気

7500Rのモジュール型筐体は、7500Eまたは7500Rラインカードの組み合わせに対応できるので、密度と速度を多彩に選択することができます。

7500Rラインカードの比較:

7500Rシリーズではラインカードを幅広く選択できます。ワイヤスピード100GbEおよび40GbEで最大36ポートなど、さまざまな速度と密度の選択肢を備えています。どの100GbEインターフェイスでも、25GbEと50GbEを含む5種類の速度を選択できるので、ほかに例を見ない柔軟性が提供され、データセンターを次世代のイーサネット性能へとシームレスに移行することができます。

 7500R-36CQ
7508の仕様
7500R-36Q
7508の仕様
7500R-48S2CQ
7504の仕様
ポート 100G QSFP 36ポート 40G 30ポート / 100G 6ポート 10G 48ポートと100G 2ポート
100GbEの最大数 36 6 2
50GbEの最大数 72 12 4
40GbEの最大数 36 36 2
25GbEの最大数 144 24 8
10GbEの最大数 144 96 56(48+8)
ポート・バッファ 24GB 8GB 4GB
スイッチング容量 3.6 Tbps 1.8 Tbps 680 Gbps
転送レート 4.32 Bpps 1.4 Bpps 720 Mpps
AlgoMatch
高速化されたsFlow

7500R2ラインカード:

 7500R2A-36CQ
7508の仕様
7500R2-36CQ
7508の仕様
7500R2-18CQ
7508の仕様
7500R2AK-48YCQ
7504の仕様
ポート 100G QSFP 36ポート 100G QSFP 36ポート 100G QSFP 18ポート 10G 48ポートと100G 2ポート
100GbEの最大数 36 36 18 2
50GbEの最大数 72 72 36 4
40GbEの最大数 36 36 18 2
25GbEの最大数 144 144 72 20(12 + 8)
10GbEの最大数 144 144 72 56(48 + 8)
ポート・バッファ 16GB 16GB 8GB 4GB
スイッチング容量 3.6 Tbps 3.6 Tbps 1.8 Tbps 860 Gbps
転送レート 3.34 Bpps 3.34 Bpps 1.67 Bpps 837 Mpps
AlgoMatch
高速化されたsFlow

モジュール性が高く、堅牢なExtensible Operating System(EOS)と、ロスレス転送、低遅延、ワイヤスピード性能を実現する仮想出力キューイングを備えた動的でスマートなディープ・バッファ・アーキテクチャを組み合わせることで、Arista 7500Rラインカードは、スケーラブルで高性能なデータセンター・ソリューションを実現します。

スケーラビリティ:

7500Rシリーズの各ラインカードは、レイヤ2およびレイヤ3のデータセンター設計をサポートする一貫性のある機能セットを、予測可能でリニアなスケーリングで提供します。アリスタネットワークスのFlexRouteエンジンは、インターネット・ルーティングのフル機能を実現するとともに、さまざまなIP/MPLS/VxLANプロトコルをサポートします。

 7500R7500R27500R2A7500R2AK
レイテンシー 3.5マイクロ秒未満
MACテーブル・サイズ 768,000 768,000 768,000 768,000
最大のIPv4ホスト・ルート 768,000 768,000 768,000 768,000
最大のIPv6ホスト・ルート 768,000 768,000 768,000 768,000
最大のACLエントリ なし なし 24,000 24,000
最大のIPv4ルート・プレフィックス 1,000,000以上 1.3M 1.3M 2M
最大のIPv6ルート・プレフィックス 1M 1.3M 1.3M 2M
最大のマルチキャスト・ルート 768,000 768,000 768,000 768,000
最大のECMP 128way

Arista 7500Rシリーズの技術的アーキテクチャ

Arista 7500Rシリーズは、最新のスイッチング用半導体とソフトウェアで設計されています。

Arista 7500シリーズは、ディープ・バッファ仮想出力キュー(VOQ)アーキテクチャを利用しています。このアーキテクチャは100%の効率で、HOL(head of line)ブロッキングを回避し、輻輳の非常に激しいネットワーク状況においてもパケットの破棄を実質的に回避します。高度なトラフィック・スケジューラによって、すべての仮想出力キューに対し公平に帯域幅が割り当てられ、均等化キューイング、固定優先順位、ハイブリッド・スキームなどのキューの規則が正確に遵守されます。その結果、Arista 7500では、リアルタイム、マルチキャスト、ストレージのトラフィックが混在したトラフィック負荷でも低遅延を実現するなど、トップクラスのデータセンターの要件を容易に処理できます。

ご案内ビデオ:7500Rシリーズのユニバーサル・スパイン・アーキテクチャ

7500Rアーキテクチャのメリット:

  • 投資保護 - ラインカードの上位および下位互換性
  • 一貫性のある7500シリーズ・アーキテクチャにより確実にシームレスな移行が可能
  • 分散型パケット・プロセッサにより転送容量をリニアにスケーリング可能
  • FlexRouteテクノロジにより、インターネット規模のルート・テーブルを低消費電力で実現
  • システム全体の正常性モニタリング
  • 動的なディープ・バッファにより、最も厳しいトラフィック状況にも対応
  • 仮想出力キューによりHOLブロッキングを回避
  • セルベースのファブリックにより、100%の効率と一貫性のある低遅延/低ジッターを実現
  • ファブリックのN+1の冗長性により、性能低下を防止
  • 公平なQOSファブリック - 問題頻発場所の発生防止

100GでのMACsec

大量データの大規模な暗号化、高いパフォーマンス、高い費用効率は、クラウド・データセンターでの大きな課題です。Arista MACsecソリューションは、7500Rシリーズに搭載される36ポートの100GbEのラインカードに統合され、高いポート密度と、費用効率を視点とするセキュアなパフォーマンスを提供します。その他の7500Rシリーズのラインカードと完全に互換性がある7500R MACsecソリューションの確かな暗号化テクノロジにより、トラフィックを保護し、データセンターの相互接続を簡素化および拡張できます。さらに、取り外し可能な100Gの光モジュールを選択することにより、データセンター設計におけるリーフとスパインの階層間をセキュアにリンクできます。

標準に基づくIEEE 802.1AE(MACsecと呼ばれるMACセキュリティの標準)の機能により、フレームの暗号化と認証がラインレートで可能になります。これにより、機密性の確保とアンチリプレイ保護を実現でき、暗号化トラフィックの完全性に対する信頼を得られます。

100GでのMACsec

主な利点:

  • クラウド・データセンター向けの高密度MACsecソリューションと高密度で高性能の7500Rをモジュラー型プラットフォームに統合
  • コストと性能をデータセンター相互接続(DCI)とリーフ・スパイン接続に最適化し、大量のトラフィックをセキュアに伝送
  • MACsec暗号化により、追加デバイスの介在なしに長距離でのセキュアなデータ伝送を実現

主な機能:

  • 36ポートの100Gラインカードによる7.2Tbの帯域をフルに利用可能
  • 毎秒最大43億2,000万パケットのワイヤスピードでL2とL3でのIP転送が可能
  • インターネット規模のIPv4およびIPv6転送テーブル
  • 7500Rシリーズの10G、40G、100Gラインカードすべてとの互換性
  • IEEE 802.1AE MACsecによる100Gでの暗号化がすべてのポートで可能
  • 将来の拡張を考慮した着脱可能な100G QSFP光モジュール
  • 24GBのディープ・バッファ・パケット・メモリと仮想アウトプット・キュー・アーキテクチャにより、ヘッド・オブ・ライン・ブロッキングと輻輳によるパケット・ドロップを回避

200GのDWDM

アリスタネットワークスの100G/200G DWDMソリューションは7500Rシリーズに統合され、費用効率を視点とする妥協のない高密度を可能にしています。最先端のコヒーレント光テクノロジの活用により、データセンター相互接続に簡素化、高い信頼性、スケーラビリティをもたらすソリューションを実現し、都市と長距離アプリケーションの両方で100G、150G、200Gモードを柔軟にサポートします。

MACsec

主な利点:

  • クラウド・データセンター向け高密度DWDMソリューションを、ワイヤスピードの性能と極めて高い密度のDCIを可能にする7500Rと統合
  • コストと性能をデータセンター相互接続(DCI)とリーフ・スパイン接続に最適化し、大量のトラフィックを都市、または5,000kmを越える長距離ネットワークに伝送可能
  • MACsec暗号化により、追加デバイスの介在なしに長距離でのセキュアなデータ伝送を実現
  • 16QAMの200Gモードにより光ファイバーの伝送容量が倍増し、1ファイバー・リンクあたり19.2Tbで最長1,000kmの伝送が可能
  • DWDMを利用したイーサネットによる、レイヤ2とレイヤ3アプリケーションへの透過性
  • 将来の拡張を考慮したフレックス・グリッド運用のサポート

主な機能:

  • 8ポートの200GコヒーレントDWDMラインカードによる1600Gの帯域をフルに利用可能
  • DP-QPSK、8-QAM、16-QAMの変調方式フォーマットを複数統合するとともにコヒーレント検出と軟判定前方誤り訂正(SD-FEC)を提供
  • 将来の拡張を考慮した着脱可能なアナログ・コヒーレントCFP2(ACO-CFP2)光モジュール
  • 96チャネルに対応する200G CFP2のチューナブル光モジュールにより、50GHzスペーシングとファイバー・ペアあたり19.2Tbpsのスループットを実現
  • IEEE 802.1AE MACsecによる暗号化がすべてのポートで可能
  • 堅牢な信号対雑音比(OSNR)、および波長分散(CD)への耐性
  • 毎秒最大20億パケットのワイヤスピードでL2とL3でのIP転送が可能
  • 12GBのパケット・メモリによるポートごとのディープ・パケット・バッファ